新住協 中部東海支部

㈱溝口建築

岐 阜 県

㈱溝口建築
〒506-1143 岐阜県飛騨市神岡町小萱766-1
TEL.0578-82-5753
URL:http://mizoken.co.jp/
E-mail:mizoken@hida-catv.jp

代表取締役
溝口 祐次

『環境と人にやさしい家づくり』をテーマに新しいデザイン、工法を追い求めて日々切磋琢磨しております。 高性能な住宅は光熱費もかかりませんし、体への負担も少なく、永く快適に過ごしていただけます。
設計から施工まで自社で一貫して行い、一生に一度の大切な家づくりを、丁寧にお手伝いさせていただいております。
また若いスタッフと共に資格などの取得にも積極的に取り組み、自己研鑽にも励んでいます。

岐阜県最北端、緑に囲まれた農村地帯で子供3人を育む快適高断熱住宅!

積雪が多い地域なので落雪式屋根を採用。

ベランダ廻りの外壁は、湿気に強い米杉材を張らせていただきました

今回高断熱住宅を建てさせていただいたのは、岐阜県飛騨市神岡町(地域区分3)の標高600mほどの農村地帯で、雪も多く非常に寒さの厳しい場所でした。

東、南、西の方角に山をひかえており、厳冬期の日射時間は一日6時間程度と、取り込みたい冬の日射も期待できない環境でしたので、しっかりとした高断熱住宅を計画させていただきました。

通常の高断熱住宅は、南面に大開口部を計画することも多いのですが、今回は内部の熱を逃がさない計画として、断熱仕様は弊社の「低燃費200㎜断熱住宅」をご採用いただき、開口部はYKKapAPW430」トリプルガラス樹脂サッシ。

暖房機は床下エアコン1台で計画していましたが、ご夫婦のご希望もあって薪ストーブも導入することになりました。

お施主様から「朝起きても全然寒く無くて、ほんとに快適です」、「外気温の低さに気が付かず、ついつい薄着で屋外に出てしまうことも 笑」「断熱がしっかりできていると、遮音性能もいいようで、雨音に気が付かないこともありますね」と喜びの声をいただいております。

この住宅の性能は、この先数十年たっても変わることはありませんので、終の棲家として快適な生活を送っていただけます。

高断熱住宅では、大きな吹き抜けを設けてもポカポカ暖かいリビングがつくれます

キッチン背面には大工が造作で作った大きな収納カウンター

テレビカウンター下には、収納力抜群、大工造作引き出し

YKKap APW430樹脂サッシ、ダブルLow-Eトリプルガラス。

外壁が厚いので、出窓のように窓辺が使えます

株式会社岡本製のアグニヒュッテ。

針葉樹広葉樹問わず、高い燃焼効率が最大の魅力!

大容量シューズクローク。

靴以外にもコートをかけれるようにパイプを取付

子育て世代にも大好評!!
からだにも家計にも優しい低燃費設計!!

南面に大開口を設けた明るいリビング。冬期の日射を取り込みやすい。

岐阜県飛騨市神岡町は、雪下ろしの習慣がある豪雪地帯。冬期の日射量も少なく、高断熱住宅が必要とされるこの地域で、30代の若い家族のご新居を建てさせていただきました。
このお施主様は、住宅サッシのお仕事をされており、数多くの工務店と付き合いがある中で、高断熱に取り組んでいる弊社を指名していただいた経緯があり、建物の外皮(断熱材など)の性能はのちのち容易に変えることはできない事を理解していただき、新築時の性能をキッチリ確保しながら計画していきました。 竣工後、冬期の過ごし方について伺ってみると、家が暖かいので薄着で玄関を出てしまい、上着を取りに戻ることもしばしばあったとか(笑)。
奥さんはあかぎれが無くなった事なども喜んで語ってくれました。 2月の厳冬期につけっぱなしで全館暖房しているエアコンを止めて6時間後にリビングの温度が何度下がるか実験をさせていただいたこともあったのですが、見事に1℃しか下がっておらず、朝、無暖房だったリビングの温度は20℃もありました。 この先この若い家族が50年過ごしていただいても住宅の性能はほぼ変わりませんので、永く永く快適にお過ごしいただけます。

玄関ポーチの天井は杉スリット貼り。

性能がいい住宅は、天井を高くしたりリビング階段としても寒くない。

キッチン後ろには大収納パントリー。

玄関に入ると奥には土間続きのシューズクロークを配置。

コートもかけられる大収納シューズクローク。

床のスリットから床下の暖気が上がってくるので、冬でもぽかぽかのトイレ。

低燃費200㎜断熱住宅は省エネだけじゃない。
耐震も兼ね備えた高性能住宅

南面の大きな窓から冬の日射を取り入れ、冬の暖房費を抑えた低燃費設計。
ベランダと軒天、玄関ドアは木製として、これから何十年も飽きが来ないシンプルな外観となっている。

『冬朝起きてもあまり寒さを感じないし、光熱費や暖房費は下がるし、何なのこの家は…』と笑顔でお施主様が語ってくれたこの住宅は、新住協が提唱するQ1.0住宅です。
外壁には210㎜ の高性能グラスウール、天井には300㎜のロックウールを吹き込んだ高性能仕様。
光熱費や暖房費が下がるのはもちろんの事、冬の浴室も床断熱が入っているかのように暖かいと好評で、年間1万人の方がヒートショックに遭われている現代、Q1.0住宅のような高性能化の道はさらに加速していく事と思います。
また建築基準法1.5倍の耐震等級3で長期優良住宅の認定を受けておりますので、地震対策や劣化対策も万全ですし、冬のみならず夏は床下エアコンを除湿運転することにより、涼しく快適に過ごせます。現在Q1.0住宅の200㎜ 断熱は弊社の新築工事の標準的な仕様として採用していますが、床下エアコン一台で全館暖房が可能なこの低燃費200㎜ 住宅を本当におススメいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

屋根の勾配を緩くし高さを抑えた、スッキリとしたデザイン。
木製玄関ドアは高性能スウェーデンドア(チーク製)。

杉、米杉材の建具に、カバ桜15mmの床材。

10畳用の床下エアコン1台で全館暖房を行っている。

構造計算により基礎の鉄筋量を確認。建築基準法1.5倍の耐震等級3を取得。

2.5階の未利用部分に収納スペースを設け、冷房用エアコンも設置。
建物の一番高い所から冷気を送り、エアコン1台で全館冷房。

床下に送られた床下エアコンの暖気は、各所の床に設けられたガラリより立ち上がり室内を暖める。