なぜこんなに、暖房費に差がつくのでしょうか!
それを理解すれば家のつくり方が変わります
この絵に全てのヒントがあります


室温と外気温の差は20℃です。住宅から温度差分だけ熱が奪われます。その分〈逃げる熱〉を何かで補充しないと外気温と一緒になってしまいます。
暖房費に差がつく要因は次の2つです。
◇差がつく理由1 断熱性能の差
断熱性能が
高い住宅は逃げる熱が少なくなります。
低い住宅は逃げる熱が多くなります。
●高くすれば高くするほど逃げる熱は少なくなります。

それで、サッシガラスの性能をあげたり、熱交換換気を使ったりするんですね。壁の付加断熱の効果が大きいのも断熱性能が高まるからですか…。なるほど、よくわかりました。

◇差がつく理由2 日射取得量の差
日射が採れれば暖かくなります。
ということは、その分暖房量が減ります。

日射をカットするガラスは冬の日差しもカットするので使い方に要注意です。
南に使うと冬の日射熱もカットされます。
しかし、
Q:そもそも陽当たりが悪い時はどうするの?
A:断熱性能を高めることで熱損失を減らします。

◇結論 省エネ快適住宅をつくるポイントはたった2つです
①断熱性能を高める
②日射取得を多くする
東海北陸8県の主要都市 年間暖房費 比較表
同じ性能でも地域によってこんなに違います。


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