今はこんなことができる時代です
住宅の暖冷房燃費計算プログラム QPEX(キューペックス)
QPEXは新住協で開発したQ値をEXCELで計算できるソフトプログラムです。
EXCELのマクロを利用し、誰でも簡単に選んで入力することで熱損失係数を計算できます。
また、全国のアメダス観測地点の暖房デグリデー(その土地の暖房の量を積算したもの=その土地の寒さ)と日射量を全てデータとして背負っていますので、熱損失計算以外にどの位内部取得熱(日射)を得られるか、どの程度の暖房の容量が必要か、自然温度差(暖房なしで部屋温度が何度になるか)、燃費が幾らか(灯油量や電力量など)、CO2排出量はどの程度かが、データを更新すればその場で瞬時に結果が変わり施主様と仕様と燃費を見比べながらコミュニケーション出きるソフトです。
年間1万円で全室暖房できる家にしたい!!
そんな計算もできます
○○工法が良いとか、○○住宅システムが省エネとかの宣伝が満ちあふれていますが、答えは「暖房燃費―省エネ性能の計算」をするのが一番です。
根拠のある値を出すことが目安です。。
設計の段階で「もし何々だったら・・・」をQPEXが教えてくれます
この住宅が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A1. 外断熱であっても○○工法であっても、性能は断熱仕様で決まります。QPEXなら計算できます。
A2. グラスウール、ロックウール、ウレタンボード…色々な断熱材の種類に対応できます。
A3. アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシ、木製サッシや色々な機能ガラスに対応します。
A4. 日射を採るのは主に南面の窓からです。窓の大小によって暖房燃費は増減します。
A5. 同じ床暖房でも燃費を左右するのは灯油や電気、ガスなどエネルギーの熱源です。
A6. エアコンは燃料効率の高い暖房方法です。1の電力が2~4倍のエネルギーになります。
A7. 冬季、換気による熱損失は大きく、熱交換換気によって減少させることができます。
A8. 寒がりだからといって設定温度を高くすると、驚くほど燃費を悪くします。
A9. 床断熱から基礎断熱へ、天井断熱から屋根断熱へ、断熱の型を変えたら性能はどう変わる?
A10. もっと省エネ、熱損失を減らす最後の手段は壁の付加断熱です。大きな効果があります。
外断熱の方がよかったかなア〜
やっぱりこれでよかったんだ、計算してよかった
熱計算プログラムQPEXでは、こんな計算結果表が出てきます
①~⑪の解説
①建設地…建設地によって寒さや日照が違います
②熱が逃げる部位…屋根、天井、基礎、床、換気、開口部
③断熱仕様等…断熱材の種類、換気の種類など
④部位の熱損失…各部位から逃げる熱の量
⑤熱損失係数(Q値)…床面積1㎡あたりの熱損失量 W(ワット) 小が良 P・・参照
⑥外皮平均熱貫流率…外皮1㎡あたりの熱損失量 W(ワット)
⑦年間暖房エネルギー…年間・全室・24時間暖房のエネルギー
⑧熱源別エネルギー…灯油、ガス、電気使用時のエネルギー
⑨年間冷房エネルギー…冷房必須期間・全室・24時間冷房時
⑩電気の高効率機(省エネ型エアコンなど)利用時の冷暖房エネルギー消費量
⑪「標準プラン住宅の次世代省エネ基準性能」のエネルギー消費量 床面積1㎡あたり
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