新住協 中部東海支部

㈲松本吉弘建築事務所

石 川 県

㈲松本吉弘建築事務所
〒921-8802 石川県野々市市押野四丁目125番地
TEL.076-248-0063
URL:http://www.m-daikusan.com
E-mail:matsumoto@m-daikusan.com

代表取締役
松本 吉弘

北陸は北海道や東北地方に比べるとそれほど寒くは感じない地域です。
その為断熱に対する一般の関心は低く「冬は寒くても暖房を使ってしのぐのが当たり前だ」と思っている人が多い。
そうした現状を前に、社長は設備のグレードを下げても断熱化の必要性を力説する。
『まずは過度な暖房をしなくても快適に過ごせるようにとにかく住宅の断熱性能をあげましょう』それが社長の優先順位です。
社長自らが現場施工に携わる大工社長ならではの発想と施主目線にたって、より住みやすい空間になるよう試し、挑戦をしています。

『 最近の家はあったかいね!!』

お施主様からのたっての希望で、子供の様子が常に見渡せるように階段はリビングの一部として設置。

「健康にすごせる家」をめざし、シックハウス対策や高断熱・高気密住宅を手掛けて25年あまりになります。
家づくりのモットーは「お施主様の気持ちを大切にしてよく話を聞く」ことから始まります。 難しい言葉は使わず「光熱費が少なくても冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる家を造りましょう!」と話を始めます。 この住宅は親と同居している若夫婦が自分達の小さな家を安く建てたいとの相談を受けました。
省エネ・高断熱住宅と言う事には関心がなく、展示場やモデルハウスを見てまわったが、建坪が大きすぎてあまり参考にならない。
「とにかくお手ごろな住宅を建てたい。」から話が始まりました。 そこで高断熱住宅は将来に向けて、身体にも家計にも違いが出てくる事を説明、納得して頂き、図面作成へと取り組みました。 奥様は、(子供の様子が見えること・会話が聞き取りやすい事・家族構成の変化に対応できる間取り)を強く希望されました。
又、窓の大きさや断熱材の量よりも水廻り設備の憧れが強く、双方歩み寄って完成をしました。
ご両親いわく、最近の家は温かいねー。 違いますよ…。
弊社は新築ばかりではなく、年数の経過をした住宅の部分高断熱改修工事もしております。
家が大きくて建替えが出来ず困っている方ご相談下さい。

完成外観。
交通量の多い道路に面しているので、窓の開口に気をつけました。

家事導線・生活導線を考えクルリと一回りできます。

社長が吟味した桧の柱の墨付け加工をしています。

しっかりと気密シートの工事施工、これで断熱効果が違います。

リビングダイニングも同様で黒塗りの柱に白のSKが浮かび上がり、ダイニングバーに伺ったようです。食器や調理器具は背面棚にすべて収納されています。

35帖の梁が見える空間を居間とダイニングに仕上げ、ワンルームと見立てた。漆喰壁と黒くツヤが出た梁は日常生活のほとんどを、家族が過ごす空間としてゆったりと過ごせます。

以前の面影はそのままに完成!!

築100年の農家造りの外観はそのままで、通し柱・6寸のケヤキの柱・土壁等を残し、地盤改良と基礎断熱の工事をしました。

省エネ「見える化」より「暖かく」

小さな工務店だからできる家

玄関部分の仕上げ材は、木の香りがする無垢材に自然塗料を使用しました。

「健康住宅」をめざしシックハウス対策や高気密・高断熱に取り組んだ住宅を手がけ20年が過ぎました。
まず家づくりをする時に「施主様の気持ちを大切に」を意識することから難しい言葉は使わず『省 エネでも冬は暖かくなって夏は涼しく過ごせます』とだけ話す。この住宅のお施主様は35年前に弊社が新築をしました。
寒いからと15年前にリフォームをしましたが、高齢になるにつれ、生活スタイルが変わり生活導線にも不都合を感じるようになってきたと相談を受けました。
高断熱耐震住宅のリフォームを提案しましたが、第一に「寒い家はいや!建替えたい」と、耐震も含めより省エネの住宅になる事を望まれ、Q1.0住宅のモデル住宅を見学し、よりご自身が住みたい住宅の仕様が決まりました。
完成してから度々伺い、「快適ですか」と聞くと、熱エネルギーに関してはかなり興味をもっておられ、ヘムズを取付、電気の消費量を毎日観察して室内の電気使用量を見ながら生活の快適温度を工夫して生活をされています。
『家の中にいると身体が楽だ!』と嬉しい言葉が聞かれます。

細長い変形敷地に施工しました。

要望により畳部屋が4部屋あります。この部屋には仏壇も収納。

リビングには八寸角の大黒柱。建具は天井まで通しで解放感があります。

リビング・ダイニングと和室を解放できます。

2階共有部分には排熱用の開口部を取り付けました。